新着情報

2017.6. 8

6月

こんにちは、近藤です。

6月に入りました。

5月は夏に入ったかなという気候でしたが、
最近は寒かったり、暑かったりと体調を崩しやすい天気が続いています。

今日の天気は梅雨入りも近いのかなという
ジメジメとした感じです。食べ物も腐りやすい時期ですのでご注意を。


たまたま、yahooニュースを見ていたら

「低すぎるガード」がなくなるというようなニュースが目にとまりました。

詳細は検索して頂きたいのですが

ここで言うガードというのは、いわゆる線路の下をくぐるトンネルですが
高さが160-170cm程度しかなく

タクシーの提灯を引っ掛けて壊す事故が多かったため、「ちょうちん殺し」
と呼ばれていたそうです。

yahooニュースにはコメント欄があるのですが
「なくなるのは悲しい」というようなコメントや

「渋滞の抜け道」というようなコメントが多く見られました。


このコメントを見て、「UXデザイン」というものを思い出しました。

「UXデザイン」-体験をデザインするということです。

昨今、機能を良くしても品物が売れないというような話から

商品の価値を分析し、売れる商品作りというコンセプトでの商品開発
を進めている企業が多いと言われています。

SONY「LIFE SPACE UX」のように空間とそれに伴う体験を提案しているものも
最近多く見かけます。


先ほどの「低すぎるガード」と「UX」の何が関係しているのかというと

必ずしも「全ての人に便利なこと」が価値につながるとは限らないということです。

不便であることが実は価値を生んでいる、利用者の満足度を高めている可能性がある
ということです。

「低すぎるガード」を利用している人は『この道不便なんだよねー』と笑いながら
話していたり不便な部分を愛しているのではないでしょうか。

なかなか普通の便利な道にファンはつかないと思います。

なにかしらの特徴や、尖った部分が愛される理由になる良い例だと思いました。


長くなりましたが、今月も宜しくお願いします。

カレンダー

<   2017年6月   >
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

アーカイブ