職人...

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こんにちは、近藤です。

今年は「職人としての自覚を持つ」ということで
やっていきたいと思い、

「一流を育てる」 秋山利輝著 現代書林

という本を読みました。

著者の秋山さんについては調べていただきたいのですが

家具職人を育てる学校をやっている方です。

この本には秋山さんの考える、職人になるために大切な事が
書かれています。

「秋山さんの考える」ということで読んでいて全てに納得できるわけではなかったのですが
これは大切なことだなと思う点もたくさんありましたので少し紹介したいと思います。

『職人に大切なのは素直さと感謝の心』

相手の言うことを素直に受け入れることと感謝する心
この2点を考えることなく実践することができることの出来るようになれば
「できた職人」になれるということが書いてありました。

素直に人の言うことを聞くというのは簡単だけど難しいことですよね。

心から人の言葉に納得したり、心から感謝できるようになれれば
技術の習得、顧客の確保全てにつながりますよね。

ちょっとしたお客様の言葉に耳を傾けて商品開発という話、最近よく聞くお話です。

素直に人のいうことに耳を傾けることで自分の技術向上につながる
ということですかね。


ふむふむ...本の内容を詳しく書きすぎてしまうといけないので
私の解釈で書きますが、(本の内容と違うかもしれません)

『「会社全体で仕事をしている意識」がとても大切』

会社は集団です。その中で一緒に働いている人たちから
好きになってもらえる人になりましょうということですね。

明るくて、前向きでしっかり自分の意見を持っている。
そういう人は仕事ができるんですね。

周りを気遣える人は仕事ができる。

言われてみればたしかにと感じました。

人に不快感を与えないということだけを考えて仕事をしていても
成立するのではないかと思うくらい重要なことですよね。

この人はどういう振る舞いが嫌いか→何を求めているか

ということですし。

人の期待に応える→技術の向上ですね。

作業をするために作業をするのではなく、品物が欲しい人がいるから物をつくる
ということの理解を進めていきたいですね。


会社で仕事をしていると忘れがちですが、
お金を払ってくれる人がいて初めて仕事が成り立つわけですから

人を思いやる心を持って仕事をすることが良い職人になることに
つながるということなんですね。


奥が深いというか、これ!という言葉がなくてまとめるのが難しいです。

仕事をする際はお互い雰囲気良くやりましょうということですかね。

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